ANSERA JOURNAL
スタッフからのお知らせ・日記
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港区の再開発を一覧で整理──高輪ゲートウェイ・虎ノ門・浜松町・芝浦・六本木の注目エリアと不動産への影響
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0.今日のテーマ:港区の再開発は「点」ではなく「面」で見る
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港区の再開発は、単独の大型ビルを追うだけでは全体像をつかみにくい局面に入っています。いま起きているのは、高輪・品川の国際ゲートウェイ化、虎ノ門のビジネス拠点強化、浜松町・芝浦のベイエリア更新、三田・六本木の住宅系再編が同時進行する「面」の再開発です。港区自身も地区計画・市街地再開発事業の一覧を公開しており、複数地区で都市機能の更新が継続しています。
不動産実務で重要なのは、再開発の規模そのものよりも、
何が新しく入るのか
人流がどう変わるのか
オフィス、商業、住宅のどれが強化されるのか
その結果、賃料・売買価格・街の格がどう変わるのか
をエリアごとに分けて見ることです。
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1.港区の再開発エリア一覧
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港区で特に押さえておきたい再開発エリアは、次の8つです。いずれも規模、機能、対象層が異なります。
1)高輪ゲートウェイシティ
高輪ゲートウェイ駅直結で、文化創造施設は2026年3月28日開業予定、ホテル・レジデンスも2026年春開業予定です。広域品川圏の中核として位置づけられています。
2)品川駅西口地区
高輪三丁目側を中心に、国際交流拠点として段階的に整備を進める計画です。まちづくり指針が策定され、都市計画案の縦覧も進んでいます。
3)虎ノ門二丁目地区
新病院、防災機能、業務機能、緑道や広場を備えた複合再開発です。業務棟は地上38階・約180m、病院棟は地上19階で、駐車場は542台です。
4)虎ノ門一丁目東地区・虎ノ門一・二丁目地区
虎ノ門駅周辺の交通結節機能と国際ビジネス交流機能を強化する再開発です。虎ノ門一丁目東地区は地上29階・約180m、用途は事務所、住宅、店舗、駐車場等です。
5)浜松町二丁目4地区・世界貿易センタービル建替え
南館に続き、本館・ターミナルの建替えが進行しており、2027年に一部開業、その後順次開業予定です。浜松町駅直結の結節点再編としてインパクトが大きい地区です。
6)芝浦一丁目地区
BLUE FRONT SHIBAURAとして進む約4.7ha、延床面積約55万㎡の大規模複合開発です。TOWER Sは2025年2月竣工・同年9月開業、TOWER Nは2030年度竣工予定です。
7)三田小山町西地区
老朽木造建築の更新、防災性向上、道路・歩道・親水広場整備を進める住宅色の強い再開発です。区域面積は約2.5haです。
8)六本木五丁目西地区
六本木駅近接の約9.2ha〜10.3ha級の超大型再開発で、事務所、ホテル、店舗、展望施設、住宅などを整備する計画です。A-1街区では延べ面積約79.45万㎡の超高層棟が計画されています。
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2.高輪・品川エリア:国際ゲートウェイ化が進む港区の東玄関
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高輪ゲートウェイシティは、単なる駅前開発ではありません。文化創造、ビジネス創造、ホテル、レジデンスを備えた複合都市として整備され、高輪ゲートウェイ駅と一体で街が育つ設計です。JR東日本は広域品川圏の中核と位置づけており、2026年3月28日の本格始動を打ち出しています。
品川駅西口地区は、さらに広い意味での品川・高輪エリア再編の次の本丸です。こちらは既に完成した街というより、今後の段階整備によって価値がにじみ出るタイプの再開発です。国際交流拠点、交通利便性、迎賓性がキーワードで、品川駅周辺のオフィス需要や高輪三丁目周辺の住宅評価にじわじわ効いてくる可能性があります。
不動産目線では、このエリアは「駅近の希少性」だけでなく、「将来の街格上昇をどこまで織り込むか」が論点です。再開発初期は期待先行で価格が走りやすい一方、完成後に賃料や売買単価が実需に見合うかの見極めも必要です。これは推測を含みますが、港区内でも高輪・品川は今後数年で最も評価の上書きが起きやすいエリアのひとつです。
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3.虎ノ門・麻布台エリア:ビジネス、医療、国際性がさらに強まる
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虎ノ門二丁目地区は、新病院と業務棟を軸にした再開発で、医療、防災、業務、広場整備が一体化しています。住宅戸数はなく、純粋に都市機能の厚みを増すプロジェクトです。こうした再開発は、近隣住宅の直接供給を増やすというより、エリア全体の就業人口、来訪人口、ブランド力を押し上げる効果が大きいです。
虎ノ門一丁目東地区と虎ノ門一・二丁目地区は、虎ノ門駅まわりの交通結節機能とビジネス交流機能の改善が中心です。虎ノ門一丁目東地区にはイノベーションセンター機能も想定されており、既存の虎ノ門ヒルズ周辺と連続する形で、国際ビジネス街としての厚みがさらに増していきます。
一方、麻布台ヒルズはすでに開業済みですが、港区再開発を語るうえで外せません。約8.1ha、延床面積約86.17万㎡、約24,000㎡の緑を備えた複合開発として、オフィス、住宅、商業、文化、教育、医療を集積させています。再開発が完成した後も、周辺相場や街の印象を長く変えていく代表例です。
このエリアの強さは、単価上昇だけではありません。外資系企業、スタートアップ、富裕層、インターナショナルスクール需要など、港区の上位需要を吸い寄せる力が強い点です。賃貸でも売買でも「虎ノ門・麻布台に近い」は、今後も説明力のあるワードであり続ける可能性が高いです。
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4.浜松町・芝浦エリア:交通結節点と水辺価値の再編集
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浜松町では、世界貿易センタービルディングの建替えが街の象徴です。2021年に南館が先行開業し、本館・ターミナルは2027年から順次開業予定とされています。浜松町駅直結という立地上、オフィス、商業、交通の利便性を再定義する意味合いが大きい再開発です。
芝浦一丁目では、BLUE FRONT SHIBAURAがベイエリアと都心をつなぐ大規模複合開発として進んでいます。TOWER Sはオフィス、商業、ホテル、駐車場、TOWER Nはオフィス、商業、住宅、駐車場で構成され、総延床面積は550,450.80㎡です。フェアモント東京の進出も含め、芝浦の見え方を一段引き上げる材料になっています。
この2エリアは、虎ノ門のような内陸型ビジネス街とも、豊洲のような湾岸住宅地とも少し違います。ポイントは、空港アクセス、山手線、モノレール、舟運、水辺空間という複数の価値が重なることです。居住地としては、駅距離だけでなく、今後の街並み、歩行者動線、商業の成熟度まで見て判断したいエリアです。これは現時点の計画からの実務的な見立てです。
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5.三田・六本木エリア:住宅再編と超大型再開発の二極
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三田小山町西地区は、華やかな超高層再開発というより、防災性向上と住環境改善の色が濃い計画です。細街路、老朽建物、オープンスペース不足といった課題に対して、道路、公園、親水広場、歩道状空地を整備する方向で進んでいます。住宅地としての足腰を強くする再開発と捉えるべきです。
対照的なのが六本木五丁目西地区です。こちらは六本木駅近接で、事務所、ホテル、店舗、展望施設、劇場、住宅を含む超大型計画です。都市計画素案では、A-1街区だけで延べ面積約794,500㎡、施行区域面積約9.2haという巨大スケールが示されています。
六本木五丁目西地区が本格化すれば、六本木ヒルズ、麻布台ヒルズ、虎ノ門ヒルズに続く新たな重心が生まれる可能性があります。ただし、計画規模が大きいぶん、事業期間も長く、周辺の価格上昇をすぐに期待しすぎるのは危険です。完成前の期待値相場と、完成後の実需評価は分けて考えるべきです。これは投資判断上の重要な注意点です。
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6.まとめ:港区の再開発は「どこが伸びるか」より「何が伸びるか」で見る
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港区の再開発をまとめると、
高輪・品川は国際ゲートウェイ化
虎ノ門・麻布台は国際ビジネス、医療、ウェルネスの強化
浜松町・芝浦は交通結節点と水辺価値の再編集
三田は住宅地の基盤改善
六本木は超大型再開発による次の都心核づくり
という整理がしやすいです。
不動産の観点では、再開発エリアを一括りに評価するのは危険です。オフィス中心の再開発なのか、住宅供給を伴うのか、商業集積が強いのか、防災・道路整備が中心なのかで、賃料にも売買価格にも効き方が変わります。港区で次の一手を考えるなら、「再開発の名前」ではなく「その再開発が街に何を足すのか」まで見て判断するのが正解です。
港区の高級マンション(1億〜20億)のご相談について
株式会社Anseraは、
港区内のタワーマンション・高級レジデンス・ブランドマンションなど
1億〜20億クラスの区分マンションを中心に、
売却・購入・賃貸運用・管理のご相談をお受けしています。
日記で取り上げているような、市況・金利・税制・再開発・地価動向は、
港区の高級マンションの価格や賃料、出口戦略(売る/貸す/住み替える)に
少なからず影響を与えます。
ただし、実際の影響度は「マンション名」「棟・階数・向き」「面積帯」
「1〜2億/2〜5億/5〜20億といった価格レンジ」によって大きく異なります。
このような港区オーナー様からのご相談が増えています
- ♦港区のタワーマンション・高級レジデンスを所有しており、いま売るべきか貸すべきか迷っている
- ♦1〜2億/2〜5億/5〜20億クラスの区分マンションについて、港区内の実勢価格と売却にかかる期間を知りたい
- ♦自宅として購入したが、数年後に賃貸に出す前提でキャッシュフローと出口を整理したい
- ♦他社の査定金額や販売戦略が妥当か、港区の高級マンションに絞ったセカンドオピニオンが欲しい
- ♦港区での購入と同時に、将来の賃貸募集・管理まで任せられる会社を探している(海外居住・法人名義など)
対応エリア・物件イメージ
対応エリアの例:港区全域(麻布台・六本木・赤坂・麻布十番・三田・白金・高輪・芝・芝浦・汐留など)。
価格帯の目安:おおよそ1億〜20億クラスの区分マンション、タワーマンション・高級低層レジデンス・ブランドマンションなど。
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