ANSERA JOURNAL
市況・マーケットレポート
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- 株式会社Ansera
東日本レインズ最新(2025年12月):成約増×在庫減で「都心優位」が再加速──港区1〜20億の売却・購入戦略
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0.今日のテーマ:12月は「成約増×在庫減」。平均価格より“需給の締まり”を見る
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2025年12月の首都圏中古マンションは、成約件数が3,975件(前年同月比+25.9%)と増加する一方、在庫件数は43,381件(同-3.6%)へ減少しました。
つまり「買いが強いのに、売り物が増えない」局面です。
この状況では、平均価格の上げ下げよりも、
成約が増えているのか(需要の強さ)
在庫が減っているのか(供給の薄さ)
を先に押さえる方が、次の一手がブレません。
港区のような都心高額帯は、需給が締まるほど“選ばれる物件”に取引が集中しやすく、二極化が進みます。
今日はこの数字を起点に、港区の1〜2億/2〜5億/5〜20億で戦い方を整理します。
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1.データで見る:成約は増え、在庫は減った。単価は上がったが、エリア差が拡大
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12月の首都圏中古マンションの主要指標は以下です。
成約件数:3,975件(+25.9%)
成約㎡単価:85.08万円(+9.0%)
成約価格:5,340万円(+8.2%)
在庫件数:43,381件(-3.6%)
新規登録件数:14,601件(+2.0%)
専有面積:62.77㎡(-0.7%)
ポイントは2つです。
(1) 需給が締まると、価格は「上がる」より先に「下がりにくく」なる
在庫が減りながら成約が増えると、買主の比較対象が少なくなり、指値(値下げ要求)が通りにくくなります。
特に都心部は、買いが“待てない層”が一定数いるため、相場の粘りが出ます。
(2) エリア差がはっきり出ている
東京都区部の成約㎡単価は135.61万円(+15.1%)と上昇が強い一方で、前年割れのエリアも出ています。
港区はこの「都心優位」の中心に位置しやすい反面、同じ港区でも“刺さる条件”が揃わないと伸びない局面です。
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2.「階層別構造変化」:1〜2億は厚い実需、2〜5億は選別、5億以上は出口設計
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同じ「都心優位」でも、価格帯で動き方は変わります。
結論だけ先に言うと、港区は次の3層で戦略が分かれます。
1〜2億:実需が厚い。駅距離・築年・間取りが素直なら回転は出る
2〜5億:買主の目が厳しい。「価格の理由」が弱いと止まる
5〜20億:希少性勝負。短期目線より“売り方・買い方の設計”が勝敗を分ける
ここからレンジ別に、売却・購入の要点を落とします。
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3.港区1〜2億レンジ:勝ち筋は「60㎡前後までの実需ゾーン」を外さないこと
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1〜2億は、都心勤務のDINKS・単身エグゼクティブ・港区内住み替えが中心です。
12月のデータが示すように、成約が増えて在庫が減る局面では、この実需ゾーンは“買いが先に動きやすい”です。
売却戦略(オーナー側)
同マンション内の直近成約と、競合住戸(同階層・同向き・同㎡)の募集状況を揃えて、最初の価格の説得力を作る
間取りの使い勝手(1LDK→実質2室利用など)を写真と文章で明確化し、比較検討で勝つ
売り急がない場合は、賃貸化(法人・外資)も同時に打診し、出口を2本立てにする
購入戦略(買主側)
“良い物件が減る”局面なので、条件を満たす住戸が出たら、指値よりスピード優先が勝ちやすい
ただし、眺望・日当たり・管理状態の弱い部屋は、同じ相場上昇局面でも伸びが鈍い。妥協点を固定しない
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4.港区2〜5億レンジ:いま一番差が開く。「価格の理由」があるかどうか
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2〜5億は、港区の“主戦場”で、供給が多い分だけ比較が厳しくなります。
需給が締まっても、ここは「全部が売れる」ではなく「良いものだけ決まる」になりやすいゾーンです。
売却戦略(オーナー側)
同じ2〜5億でも、買主が納得する理由は3つに集約されます
(1) 眺望と抜け(抜けないなら、その代替価値があるか)
(2) 管理品質(コンシェルジュ運用、修繕計画、共用部の状態)
(3) 生活導線(駅距離、動線、周辺環境の実用性)
上記のどれかが弱いなら、価格で勝負する前に“見せ方(写真・導線説明・リフォーム提案)”で納得感を作る
購入戦略(買主側)
「高いけど納得」か、「高いだけ」かを分ける
立地が強い港区でも、価格に比べて面積・眺望・管理が中途半端な住戸は、上昇局面でも伸びにくい
焦って買うなら、再開発エリアや駅近など、再販時に説明しやすい理由がある物件に寄せる
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5.港区5〜20億レンジ:希少性のゲーム。勝負は「出口(買主像)の設計」
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5億以上は、相場の上下よりも希少性・ブランド・眺望・間取りの唯一性で決まります。
ただし、ここでも“売り物が増えない局面”は追い風になりやすい一方、売却の成功は出口設計次第です。
売却戦略(オーナー側)
出口(買主像)を最初に決める:国内富裕層/海外富裕層/法人(社宅・セカンド)で刺さる訴求が違う
「代替不可能性」を言語化する:ビュー、方角、プレミアムフロア、管理・ブランド、プランの自由度
売却一本にせず、短期賃貸・法人賃貸も含めて、保有コストと機会損失を同時に最適化する
購入戦略(買主側)
「買えるときに買う」市場なので、条件が揃う物件は出会い重視
一方で、唯一性が弱いのに価格だけプレミアムな物件は、出口で苦労する。将来売る相手が想像できるかが基準
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6.まとめ:12月は“相場が強い”ではなく「需給が締まった」。港区は選別が進む
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2025年12月の東日本レインズの数字は、
成約件数が増え
在庫が減り
単価が上がる
という、需給が引き締まった形を示しています。
港区ではこの局面が、
1〜2億:実需が厚く、条件が素直な物件は回転が出る
2〜5億:選別が進み、「価格の理由」が弱い物件は止まる
5〜20億:希少性と出口設計がすべて
という形で表れやすいです。
平均単価のニュースで判断するのではなく、
あなたの物件(検討物件)がどのレンジにいて、どの勝ち筋に乗っているのか。
これを整理した上で、売却・購入・賃貸の3つの出口を設計するのが、2026年の港区では一番堅い戦い方です。
港区の高級マンション(1億〜20億)のご相談について
株式会社Anseraは、
港区内のタワーマンション・高級レジデンス・ブランドマンションなど
1億〜20億クラスの区分マンションを中心に、
売却・購入・賃貸運用・管理のご相談をお受けしています。
日記で取り上げているような、市況・金利・税制・再開発・地価動向は、
港区の高級マンションの価格や賃料、出口戦略(売る/貸す/住み替える)に
少なからず影響を与えます。
ただし、実際の影響度は「マンション名」「棟・階数・向き」「面積帯」
「1〜2億/2〜5億/5〜20億といった価格レンジ」によって大きく異なります。
このような港区オーナー様からのご相談が増えています
- ♦港区のタワーマンション・高級レジデンスを所有しており、いま売るべきか貸すべきか迷っている
- ♦1〜2億/2〜5億/5〜20億クラスの区分マンションについて、港区内の実勢価格と売却にかかる期間を知りたい
- ♦自宅として購入したが、数年後に賃貸に出す前提でキャッシュフローと出口を整理したい
- ♦他社の査定金額や販売戦略が妥当か、港区の高級マンションに絞ったセカンドオピニオンが欲しい
- ♦港区での購入と同時に、将来の賃貸募集・管理まで任せられる会社を探している(海外居住・法人名義など)
対応エリア・物件イメージ
対応エリアの例:港区全域(麻布台・六本木・赤坂・麻布十番・三田・白金・高輪・芝・芝浦・汐留など)。
価格帯の目安:おおよそ1億〜20億クラスの区分マンション、タワーマンション・高級低層レジデンス・ブランドマンションなど。
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