ANSERA JOURNAL
市況・マーケットレポート
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- 株式会社Ansera
港区マンション坪単価970万円、「年収2,000万円でも買えない」現実を整理する
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0.今日のテーマ:坪単価970万円の港区で、何が起きているのか
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2025年時点のデータでは、港区の中古マンション平均坪単価は約970万円に達し、70㎡(約21坪)の住戸なら総額は約2億500万円という水準です。
同時期、都心プレミアムマンション全体の平均成約価格も約2億5,000万円と、こちらも過去最高を更新しています。
この記事では、
なぜ「年収2,000万円でも現実的には買いづらい」のか
1〜2億/2〜5億/5〜20億レンジで、どんな人が動いているのか
港区のオーナーが、売却と賃貸運用をどう考えるべきか
を整理します。
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1.港区マンション平均坪単価970万円という数字
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まずは数字の整理です。
港区中古マンション平均坪単価 :約970万円/坪
70㎡(約21坪)の住戸 :約2億500万円(21坪×970万円)
都心プレミアムマンション平均成約価格:約2億5,000万円超
ポイントは、この「970万円/坪」が築古も含めた平均値であることです。
新築・築浅・ブランドタワーに絞ると、実際の成約単価は1,000万円/坪を超える事例も珍しくありません。
つまり「港区で70㎡前後のファミリータイプを買う=総額2億円前後がベースライン」という世界になっている、ということです。
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2.なぜ年収2,000万円でも「現実的には厳しい」のか
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よく言われる「世帯年収2,000万円でも買えない」という話を、数字でシンプルに見てみます。
前提の一例:
物件価格 2億円
自己資金 2,000万円(1割)
借入額 1億8,000万円
金利 1.5%
返済期間 35年
とすると、毎月返済はおおよそ55〜60万円台になります。
住宅ローンの「無理のない」返済比率は、年収の25%前後とされることが多いため、
毎月60万円返済 → 年間720万円
返済比率25%で逆算すると、必要年収は約2,900万円
という感覚になります。
もちろん、返済比率35〜40%まで引き上げれば、年収2,000万円台でも「審査上は通る」可能性はあります。ただし、
教育費や生活コストの高さ
将来の金利上昇リスク
リタイア後のキャッシュフロー
を考えると、「現実的に無理がない」と言い切るのは難しいラインです。
このギャップが、「数字上は買えるが、実務的にはかなりハード」という現在の港区マンション市場の特徴と言えます。
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3.1〜2億レンジ:まだ動いている「実需+将来賃貸」ゾーン
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1〜2億円レンジは、主に50〜80㎡帯の住戸が中心です。
エリア:白金高輪、高輪、三田、赤坂、東麻布、芝浦など
属性:年収1,500〜2,500万円クラスの専門職・外資系・経営者
用途:自己居住をメインにしつつ、「数年後に賃貸に出す」前提の購入も多い
このゾーンの特徴は、
適切な価格で出れば、まだ成約スピードが速い
賃貸に出しても家賃50〜80万円ゾーンに収まりやすく、キャッシュフローが組みやすい
という点です。
オーナー目線では、
駅距離、眺望、間取りがそろっている住戸は「売る/貸す」の両方の選択肢を持てる
逆に、どれかが欠ける住戸は「価格調整で勝負」になりやすい
という二極化が進みつつあります。
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4.2〜5億レンジ:買い手が絞られる「半実需・半投資」ゾーン
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2〜5億レンジは、50〜80㎡の高スペック住戸〜100㎡弱のファミリータイプが中心です。
エリア:麻布台ヒルズ、三田ガーデンヒルズ、白金・赤坂・虎ノ門のプレミアムレジデンス
属性:
- 港区内での住み替え(グレードアップ)
- 事業オーナー・資産家のセカンドハウス
- 将来の賃貸運用も見据えた「半実需・半投資」
この帯は、
ローンだけで購入できる層がかなり限られる
利回りだけで判断する投資家は少ない
という性質が強く、「資産ポートフォリオの一部」という位置づけが主流です。
オーナーとしては、
誰にとって魅力的な住戸なのか(ターゲット像)
どんなシーンで使われるのか(居住・セカンド・社宅等)
までストーリーを描けるかどうかで、売却のしやすさが大きく変わります。
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5.5〜20億レンジ:一点物としての世界
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5〜20億レンジになると、
100㎡超〜ペントハウス級
麻布台ヒルズ、三田ガーデンヒルズ、元麻布・西麻布・赤坂の希少レジデンス
といった、完全に別世界のマーケットになります。
属性:超富裕層、海外富裕層、法人オーナー(オーナールーム・役員用レジデンス)
判断軸:利回りよりも、
- 眺望
- フロアポジション
- セキュリティ
- ブランド
といった「代替不可能性」がすべてです。
この帯では、
「高いから売れない」のではなく、「条件が揃っていないから動かない」
逆に条件が揃った住戸は、相場観より上でもしっかり成約する
という動きが続いています。
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6.港区マンションを支える内需と富裕層マネー
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港区の特徴は、
人口自体は大きく増えていない
それでも価格は上がり続けている
という点です。
背景としては、
港区に既に住んでいる高所得層の「区内住み替え」
住民票を置かないセカンドハウス・資産退避需要
国内外の富裕層による長期保有志向
といった、内需+富裕層マネーが価格を支えている構造があります。
一方で、築年数が進んだ物件の中には、
共用部・設備更新が追いついていない
眺望・日照・動線で見劣りする
といった理由で、同じマンション内でも価格の伸びに差が出始めています。
「港区だから自動的に上がる」という段階から、
「立地×商品力×ストーリーで選ばれる」段階に入っている、と考えるのが現実的です。
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7.港区オーナーがいま整理しておきたいこと
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ここまでを踏まえ、港区の区分オーナーがいま整理しておきたいのは次の3点です。
1)自分の物件の「立ち位置」を客観的に把握する
所在階/眺望/向き/間取り
建物ブランド力(同エリア内でのポジション)
管理状態・修繕履歴
を、近隣の競合物件と比較して、冷静に棚卸しすることがスタートラインです。
2)価格レンジ別に出口戦略を変える
1〜2億:売却・賃貸どちらにも振れる帯。キャッシュフローと将来の賃料シナリオを前提に、どちらが合理的かを判断
2〜5億:ターゲットが限定される帯。売るなら「誰に」「どのストーリーで」届けるかを明確にしておく
5〜20億:一点物としての売り方が必要。通常のポータル掲載だけでなく、水面下でのマッチングの重要度が高い
3)「いま売るか・貸して持つか」を数字で試算してみる
現在の査定価格
売却にかかる諸費用
賃貸に切り替えた場合の家賃・管理費・税金
などを一度テーブルに並べ、「どちらが自分にとって合理的か」を具体的な数字で比較しておくことが重要です。
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8.まとめ:数字のインパクトを知ったうえで「自分の出口」を決める
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港区の中古マンション平均坪単価970万円、70㎡で約2億500万円という水準は、
「年収2,000万円クラスでも、無理なくは買えない」価格帯であることを意味します。
一方でこの水準は、
港区のマンションが、しっかりとした資産クラスになっている
ただし、すべての物件が同じように評価されるわけではない
という現実も同時に示しています。
大切なのは、
「港区だから安心」と思考停止しないこと
自分の物件が1〜2億/2〜5億/5〜20億のどこに位置し、どんな層にとって価値があるのか
売却と賃貸運用、それぞれのシナリオを数字ベースで比較しておくこと
この3点を押さえたうえで「自分にとっての出口」を決めておけば、
金利や市況が変わっても、慌てずに手を打ちやすくなります。
港区のタワーマンション・高級レジデンスをどう扱うかは、もはや「住まい」の話だけではなく、「ポートフォリオの設計」の話になっています。
数字のインパクトを理解したうえで、次の一手を考えていくことが、これからの港区オーナーに求められているスタンスだと考えられます。
年収だけでは決められない「買ってよい価格帯」を診断
今の賃料・年収・自己資金から、1〜2億円帯で無理なく保有できる条件と避けるべき物件タイプを整理します。
候補物件を無料診断する担当:酒井 裕|診断は原則2営業日以内・相談は任意です
港区の高級マンション(1億〜20億)のご相談について
株式会社Anseraは、
港区内のタワーマンション・高級レジデンス・ブランドマンションなど
1億〜20億クラスの区分マンションを中心に、
売却・購入・賃貸運用・管理のご相談をお受けしています。
日記で取り上げているような、市況・金利・税制・再開発・地価動向は、
港区の高級マンションの価格や賃料、出口戦略(売る/貸す/住み替える)に
少なからず影響を与えます。
ただし、実際の影響度は「マンション名」「棟・階数・向き」「面積帯」
「1〜2億/2〜5億/5〜20億といった価格レンジ」によって大きく異なります。
このような港区オーナー様からのご相談が増えています
- ♦港区のタワーマンション・高級レジデンスを所有しており、いま売るべきか貸すべきか迷っている
- ♦1〜2億/2〜5億/5〜20億クラスの区分マンションについて、港区内の実勢価格と売却にかかる期間を知りたい
- ♦自宅として購入したが、数年後に賃貸に出す前提でキャッシュフローと出口を整理したい
- ♦他社の査定金額や販売戦略が妥当か、港区の高級マンションに絞ったセカンドオピニオンが欲しい
- ♦港区での購入と同時に、将来の賃貸募集・管理まで任せられる会社を探している(海外居住・法人名義など)
対応エリア・物件イメージ
対応エリアの例:港区全域(麻布台・六本木・赤坂・麻布十番・三田・白金・高輪・芝・芝浦・汐留など)。
価格帯の目安:おおよそ1億〜20億クラスの区分マンション、タワーマンション・高級低層レジデンス・ブランドマンションなど。
ご相談の流れ
- 下記フォームより「売却・購入・賃貸運用・管理」など、ご希望内容とマンション名・エリアを送信
- 専任担当者が、面積・間取り・階数・向き・現況など物件概要を簡単にヒアリング
- 市況データと近隣の成約事例をもとに、価格帯・賃料帯・想定スケジュールを整理した簡易レポートをご提示
- 方針が固まりましたら、売却戦略・購入サポート・賃貸募集条件・管理内容をご提案
「まずは相場感だけ知りたい」「売るか貸すかを数字で比較したい」といった段階でも構いません。
港区の高級マンションに関するご相談は、下記ボタンからお気軽にお問い合わせください。
年収だけでは決められない「買ってよい価格帯」を診断
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港区の高級マンション(1億〜20億)のご相談について
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1億〜20億クラスの区分マンションを中心に、
売却・購入・賃貸運用・管理のご相談をお受けしています。
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港区の高級マンションの価格や賃料、出口戦略(売る/貸す/住み替える)に
少なからず影響を与えます。
ただし、実際の影響度は「マンション名」「棟・階数・向き」「面積帯」
「1〜2億/2〜5億/5〜20億といった価格レンジ」によって大きく異なります。
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対応エリア・物件イメージ
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価格帯の目安:おおよそ1億〜20億クラスの区分マンション、タワーマンション・高級低層レジデンス・ブランドマンションなど。
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掲載内容は公開・更新時点の情報です。募集条件、施設情報、交通情報等は変更される場合があります。
