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ANSERA JOURNAL

市況・マーケットレポート

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執筆・監修
株式会社Ansera

2026年版・港区再開発7トピック──麻布台ヒルズから高輪ゲートウェイシティまで、高級レジの資産価値をどう読むか

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0.2026年は「港区再開発の地図」が一気に立体化する年
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2025年に麻布台ヒルズが全街区オープンし、高輪ゲートウェイシティが「まちびらき」を迎えました。
一方で、六本木五丁目西地区、西麻布三丁目北東地区、三田五丁目西地区、芝浦一丁目プロジェクト、虎ノ門一丁目東地区など、大型再開発は「これから実際に形になっていくフェーズ」に入ります。

新年第一弾として、2026年にウォッチしておきたい港区の再開発を7トピックに整理し、
1〜2億/2〜5億/5〜20億レンジの高級マンションオーナー・検討者目線でポイントをまとめます。

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1.麻布台ヒルズ:完成後の「暮らし方」が見えてくるフェーズへ
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2025年10月、麻布台ヒルズは全街区が開業し、レジデンス棟も順次引き渡しが進んでいます。
2026年は「竣工前の期待値」から「実際にどう使われているか」が見えてくるタイミングです。

ポイント

日本一高い超高層ビルを含む、オフィス・住宅・ホテル・商業・インターナショナルスクールの一体開発

約2.4haの緑地と「Green & Wellness」を掲げたコンセプトは、従来の港区タワマンとは一線を画するライフスタイル軸

レジデンスの実際の賃料水準・成約スピード・居住者属性が、周辺プレミアムレジ(六本木一丁目、神谷町、愛宕エリア等)にも波及



麻布台ヒルズ自体に住んでいなくても、

神谷町〜虎ノ門ヒルズ〜愛宕〜六本木一丁目


の一帯にある1〜20億クラスのレジデンスは、「生活圏として麻布台ヒルズをどう取り込めるか」が中長期の差になっていきます。

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2.六本木五丁目西地区(第2六本木ヒルズ):2030年竣工へ動き出す
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六本木交差点南側、六本木五・六丁目、麻布十番一丁目にまたがる「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」は、2025年度着工・2030年度竣工予定の超大型プロジェクトです。

概要イメージ

事業面積:約10ヘクタール超

総延床:約108万㎡

A-1街区:地上66階・高さ約327mの超高層複合棟(オフィス・ホテル・商業・文化施設等)

B街区:地上70階・高さ約288m、約800〜850戸規模のタワーレジデンス



いわゆる「第2六本木ヒルズ」にあたる計画で、完成すれば六本木ヒルズ・麻布台ヒルズと並ぶ港区の新しいランドマークレジデンスとなります。

六本木・麻布十番エリアの既存1〜20億物件にとっては、

「六本木ヒルズの近く」から「六本木ヒルズと第2六本木ヒルズのあいだ」というポジションに変わる

2〜5億レンジのミドル帯では「新旧プレミアムレジの価格・賃料の差」がより明確になる


という構造変化が起きます。

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3.西麻布三丁目北東地区:六本木ヒルズ西側に地上54階の複合タワー
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六本木ヒルズ西側(テレビ朝日通り沿い)では、「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」が進行中です。
2025年に着工し、2029年末の竣工予定とされています。

概要イメージ

所在地:西麻布三丁目、六本木六丁目

面積:約1.6ha

規模:地上54階・地下4階、高さ約200m(最高約201m)、延べ約9.6万㎡

用途:住宅・事務所・商業・ホテル

外資系ラグジュアリーホテルの誘致を予定



六本木ヒルズと一体的な歩行者ネットワークや広場整備も行われるため、

「六本木ヒルズ西側」というこれまで少し曖昧だったポジションが、再開発軸としてはっきり立ち上がる

ホテル・商業の入り方次第では、ナイトタイムエコノミーやラグジュアリーホテル需要が白金・広尾方面にも波及


といった変化が想定されます。

西麻布〜広尾〜南青山寄りの1〜5億レンジのマンションにとっては、
「渋谷・六本木・西麻布」が1本の回遊動線としてつながるイメージでエリアを捉え直す必要が出てきます。

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4.虎ノ門一丁目東地区「TORANOGATE」:官民・イノベーションのゲート
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銀座線「虎ノ門」駅直結の虎ノ門一丁目東地区第一種市街地再開発事業では、施設名称「TORANOGATE(トラノゲート)」として2027年10月竣工予定の大規模オフィスビルが建設されます。

概要イメージ

区域面積:約1.1ha

規模:地上29階・地下4階、高さ約170〜180m

延床:約12万㎡

主用途:オフィス・店舗・共用施設・駐車場

東京メトロ銀座線「虎ノ門」直結、日比谷線「虎ノ門ヒルズ」と地下通路で接続



基本的にはオフィス主体の開発ですが、

虎ノ門ヒルズエリアのオフィス需要の厚み

霞が関から虎ノ門への官庁移転の流れ


と組み合わさることで、周辺レジデンス(虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー、愛宕・新橋寄りのタワマン等)の賃貸需要を中長期で支える土台になります。

特に2〜5億レンジの「職住近接・都心ワーカー向け」のマンションにとっては、

虎ノ門ヒルズ〜麻布台ヒルズ〜TORANOGATE


というオフィス軸をどう自物件の価値説明に組み込むかがポイントになってきます。

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5.高輪ゲートウェイシティと品川駅北周辺:山手線南側の新しい重心
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JR東日本が進める「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」として、高輪ゲートウェイ駅前では「高輪ゲートウェイシティ」が段階的に開業しています。

概要イメージ

駅を中心に1〜4街区で構成される大規模複合開発

4街区:オフィス主体の複合棟「THE LINKPILLAR 1」(2025年3月まちびらき)

3街区:オフィス主体の複合棟「THE LINKPILLAR 2」(2026年春開業予定)

2街区:文化創造棟「MoN Takanawa」(2026年春開業予定)

1街区:住宅棟「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」(2020年代後半にかけて整備)



併せて、品川駅北周辺地区や品川駅街区でも再開発計画が進み、
高輪・港南・芝浦エリアを結ぶ歩行者ネットワークと広場整備が進行しています。

白金高輪・高輪台・泉岳寺〜三田・田町エリアの1〜20億マンションにとっては、

「港区の南ゲート」としての高輪ゲートウェイの存在感

リニア・新幹線・羽田アクセスなど長距離交通との結節


が、出口戦略や賃貸需要にどう効いてくるかを意識する必要があります。

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6.三田五丁目西地区:白金ザ・スカイ隣接、約600戸のレジデンスを含む再開発
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白金高輪駅周辺では、「三田五丁目西地区第一種市街地再開発事業」が動き始めています。

概要イメージ

所在地:港区三田五丁目・白金一丁目の一部

面積:約1.3ha

用途:住宅(約600戸)、事務所、SOHO、店舗、工場、駐車場など

スケジュール:2025年度 権利変換計画認可、2026年度 工事着手予定



東側には「白金ザ・スカイ」があり、
白金高輪エリアは「既に完成している大規模レジ」+「これから立ち上がる新レジ」との二層構造になっていきます。

1〜2億レンジのコンパクト〜ミドル帯では、

白金ザ・スカイ側と三田五丁目西側の供給バランス

それぞれの管理・共用施設・駅動線の違い


が、賃貸・売却のパフォーマンスに影響しやすくなります。

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7.芝浦一丁目プロジェクト:浜松町エリアのツインタワーとベイビュー
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旧東芝ビル跡で進行中の「芝浦一丁目プロジェクト」は、S棟・N棟のツインタワーからなる大規模複合開発です。

概要イメージ

所在地:港区芝浦一丁目

区域面積:約4.7ha

規模:地上43階/45階、地下3階、高さ約235mのツインタワー

用途:オフィス・ホテル・商業・共同住宅・駐車場

スケジュール:S棟は2024年度竣工予定、全体竣工は2030年度予定



浜松町〜竹芝〜芝浦のベイエリアは、

オフィス・ホテル・商業の新拠点

東京湾ビューのタワーレジ


という両面でポテンシャルが高いエリアです。

既存の芝浦・港南タワマン(1〜5億レンジ中心)にとっては、

新築ツインタワーとの賃料・価格差

オフィスワーカーやホテルゲストの流入


を踏まえ、「プレミアムなベイエリア」としてのブランドをどう維持・強化するかがテーマになります。

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8.2026年に港区オーナー・検討者が押さえておきたい「3つの軸」
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ここまで見てきた再開発7トピックを、少し整理すると次の3つの軸に集約できます。

1)六本木・麻布台・西麻布軸
 六本木五丁目西地区、麻布台ヒルズ、西麻布三丁目北東地区の3点を結ぶエリアは、
 1〜20億レンジの「超都心レジデンス」の中枢として、今後10年の主戦場になります。

2)虎ノ門・神谷町・愛宕軸
 虎ノ門一丁目東地区「TORANOGATE」、虎ノ門ヒルズ、官庁移転の流れにより、
 職住近接を志向する2〜5億レンジの需要が厚くなりやすいエリアです。

3)高輪・白金高輪・三田・芝浦軸
 高輪ゲートウェイシティ、三田五丁目西地区、芝浦一丁目プロジェクトによって、
 「山手線南のゲート」+「ベイエリア」という性格が強まり、
 1〜5億レンジのファミリー・投資用の両面で注目度が高まっています。

新年のタイミングで、

自分の物件がこの3軸のどこに近いのか

1〜2億/2〜5億/5〜20億のどのレンジに属し、どのプレイヤーと競合していくのか


を一度整理しておくと、2026年以降の売却・購入・賃貸運用・管理の方針が立てやすくなります。

再開発は「ニュース」として眺めるだけでなく、
自分の一戸の価値を再確認するための“長期のものさし”として活用していくのが、港区マンションと付き合ううえで現実的なスタンスだと考えられます。


PURCHASE DIAGNOSIS

再開発期待だけで、購入を決めないために

候補物件の価格・管理状態・維持費・将来の売却しやすさを個別に確認します。酒井 裕が原則2営業日以内に整理し、見送るべき場合も理由をお伝えします。相談は任意です。

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港区内のタワーマンション・高級レジデンス・ブランドマンションなど 1億〜20億クラスの区分マンションを中心に、 売却・購入・賃貸運用・管理のご相談をお受けしています。

日記で取り上げているような、市況・金利・税制・再開発・地価動向は、
港区の高級マンションの価格や賃料、出口戦略(売る/貸す/住み替える)に 少なからず影響を与えます。
ただし、実際の影響度は「マンション名」「棟・階数・向き」「面積帯」 「1〜2億/2〜5億/5〜20億といった価格レンジ」によって大きく異なります。

このような港区オーナー様からのご相談が増えています

  • ♦港区のタワーマンション・高級レジデンスを所有しており、いま売るべきか貸すべきか迷っている
  • ♦1〜2億/2〜5億/5〜20億クラスの区分マンションについて、港区内の実勢価格と売却にかかる期間を知りたい
  • ♦自宅として購入したが、数年後に賃貸に出す前提でキャッシュフローと出口を整理したい
  • ♦他社の査定金額や販売戦略が妥当か、港区の高級マンションに絞ったセカンドオピニオンが欲しい
  • ♦港区での購入と同時に、将来の賃貸募集・管理まで任せられる会社を探している(海外居住・法人名義など)

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対応エリアの例:港区全域(麻布台・六本木・赤坂・麻布十番・三田・白金・高輪・芝・芝浦・汐留など)。
価格帯の目安:おおよそ1億〜20億クラスの区分マンション、タワーマンション・高級低層レジデンス・ブランドマンションなど。

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