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市況・マーケットレポート

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株式会社Ansera

ビジネス街から「国際玄関口」へ。再開発で変わる品川と高級マンションの10年後

ビジネス街の印象が激変しつつあるエリアとして、今もっとも注目を集めているのが「品川」です。
これまでのオフィス中心のビジネス街から、国際都市の玄関口へ。10年後を見据えると、高級マンション市場でも無視できない存在になりつつあります。

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1.なぜ今、品川エリアが注目されるのか
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品川は、山手線・京浜東北線・東海道新幹線に加え、羽田空港へのアクセスも優れた「東京の南のゲートウェイ」です。
将来的にはリニア中央新幹線の始発駅となる計画もあり、2030年代を通じて長期的な交通インフラ強化が見込まれています。

港区高輪側では、既存のオフィス街・ホテル群に加え、駅周辺の再開発が一斉に動き出したことで、ビジネスと居住、観光が混ざり合う「滞在型の街」に進化しつつあります。
この変化が、2〜5億円レンジを中心とした高級マンション需要を押し上げる土台になりつつあります。

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2.高輪ゲートウェイシティと高級賃貸レジデンスのインパクト
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品川の変化を象徴するのが、JR東日本が進める「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」です。
開発コンセプトは“Global Gateway”。オフィス・商業施設・ホテル・MICE(国際会議場)・文化施設・レジデンスが一体となる大規模プロジェクトで、2025年の一部開業に続き、2026年春に街全体のグランドオープンが予定されています。

なかでも高級賃貸タワーマンション「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」は、

地上44階・約800戸超の大規模レジデンス

専有面積約40㎡台〜200㎡前後まで幅広いプラン

想定賃料は月額20万円台〜200万円超


と、都心でもトップクラスの水準を想定したプロジェクトです。

分譲ではなく賃貸レジデンスですが、想定賃料レンジから逆算すると、近接エリアの分譲マンション売買価格は「2〜5億円レンジのミドル〜ハイエンド」「5億円超の超富裕層向け」という2層構造になる可能性が高いエリアと言えます。

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3.品川駅西口再開発とトヨタ新東京本社が変えるビジネス街
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一方、品川駅西口側では「京急品川開発プロジェクト」が本格始動しました。
シナガワグース跡地には、

地上約29階・延床30万㎡超規模の超高層複合ビル

オフィス、ホテル、商業、MICE機能を集約

トヨタ自動車の「新東京本社」が2029年度に開業予定


といった計画が進行しています。

これにより、品川駅周辺にはグローバル企業が集積する「日本有数のビジネスハブ」が形成され、世界中から経営層・エグゼクティブが集まる街へと変貌していきます。
ビジネス拠点の質が上がるほど、近接する高級マンションへのニーズも「居住+オフィスへの近さ+国際的なステータス」を求める方向にシフトしていくと考えられます。

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4.10年後の品川で価値が残る高級マンションの条件
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今後10年を見据えた場合、品川エリアで資産価値を維持・向上させやすい高級マンションの条件は、次の3点に集約されます。

1)国際ビジネス動線に直結していること

高輪ゲートウェイシティや品川駅西口エリアへの徒歩圏

羽田空港へのアクセス時間(ドア to ドア30分前後)が現実的か



2)2〜5億円レンジの「実需+投資」のバランスが取れた住戸

50〜80㎡台で駅徒歩5〜8分以内

ビジネスパーソンが実際に住みたい間取り(1LDK〜3LDK)


 この帯は、自ら住む実需と、海外含む投資ニーズの両方を取り込める価格帯になりやすく、市場が厚いゾーンです。

3)管理・運営レベルの高さ

24時間有人管理、ホテルライクなコンシェルジュサービス

共用部の更新計画や修繕積立金の水準


 再開発エリアでは街全体のグレードが上がる分、建物自体の管理レベルも資産価値を左右するポイントになります。

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5.売却・購入・管理、それぞれの具体的な視点
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■すでに品川エリアに物件をお持ちのオーナー様

再開発が具体化し始めた「今」は、相場動向を確認するタイミングです。

2〜5億円レンジの分譲マンションは、再開発の進捗に合わせて価格が一段上がる局面と、「完成後の天井局面」が生じる可能性があります。

短期的な上昇だけでなく、10年スパンでの出口(売却か、賃貸活用か)をシミュレーションしておくと判断がぶれにくくなります。



■これから購入を検討される方

完成済みの高輪ゲートウェイシティ周辺だけでなく、品川駅西口や泉岳寺駅周辺の再開発計画も含めて「街全体の将来像」を確認することが重要です。

2〜3駅先まで視野を広げ、港区高輪・三田、品川区港南・芝浦エリアなど、生活感と資産性のバランスが取れたエリアを比較検討すると、リスクを抑えやすくなります。



■賃貸・管理を重視するオーナー様

再開発エリアは、エグゼクティブ赴任者や外資系企業の社宅需要など「法人契約」が見込めるエリアです。

家賃水準だけでなく、法人が求める管理レベル(英語対応・24時間トラブル対応・丁寧なレポーティング)まで含めて設計することで、空室リスクを下げやすくなります。



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6.まとめ──「品川の10年後」を織り込んだ意思決定を
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高輪ゲートウェイシティ、品川駅西口再開発、リニア中央新幹線計画。
これらのプロジェクトが一気に動き始めたことで、品川は「ただのビジネス街」から「日本を代表する国際玄関口」へと変わりつつあります。

高級マンションの購入・売却・賃貸運用を検討する際には、

2〜5億円レンジを中心とした価格帯ごとの役割

街全体の将来像と開発スケジュール

管理レベルや法人需要を含めた出口戦略


といった視点を織り込むことが、10年後の結果に直結してきます。

「今の相場」だけで判断するのではなく、「10年後の品川」というストーリーを前提に、冷静にポジションを決めていくことが重要なタイミングになっています。


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